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2007年 08月 27日
夏休み最後の日曜日。 読書感想文でも書いてみます。 タイトル・石田衣良 『4TEEN』 自分がもし戻れるなら、いつに戻りたいか? 僕は高校です。もっと以前、小学生にでも戻って、イチから勉強・・なんても思うけど、 高校と考えるのは、かけがえのない友達と出会えたから。 この『4TEEN』も、14歳の中学生が、かけがえのない友達4人で、東京・月島を 舞台に遊びや恋や性、病気、死などを共感し感じ合っていく作品でした。 神戸の郊外の中学校で育った自分と、銀座が目と鼻の先の月島で育つ彼らと、 自分とは10年違う時代背景の物品感覚の違い。もちろん異性に対することも。 遥かに大人な14歳だけど、悩む規模が違うだけで、基本は同じ。 自分もあった好奇心や街への憧れ、対立するグループへの喧嘩の怖さ、 親への不満、裕福な友達への嫉妬、誰が初めに彼女を作るか。 大人になったいまも似た感覚で存在するソレに、懸命に努力しながら、 自分達の感覚や自転車で駆け回る彼らを見て、もっと素直に仕切り直したいと 思わせてくれた。友達がいれば何とかなる。誰かが笑ってくれる。 最後の章で、誰にも言ってない秘密をバラすシーンがあり、 それぞれが正直な気持ちを告白する。 自分のイチバン弱いとこをさらけだし、でもそれが出来るのが強いってことだと云う。 親が子供に暴力を振るう家庭のダイ君が云う。 『暴力を受けた子供は、その子供にも暴力を振るう。虐待の連鎖だ。 オレは自分が怖い。未来のオレが怖い。大好きなもの、一番小さなもの、 オレの子を、この手で壊すかもしれない自分が怖い』 そして友達が云う 『ダイはきっと幸せになる。ダイの子供も同じだ。 鎖はダイが気づくことで切ったんだ』と。 そして最後にテツロー君が云う。 『僕が怖いのは変わることだ。みんなが変わって、いまここの気持ちを忘れることだ。 大人になり、あれは中学生の戯言だったと。そんなときこそ今の気持ちを思い出そう。 変わっていいことがあれば、変わらないほうがいいこともある』 教えてくれるのは、いつも仲間だ。 親は大切だけど、教師や上司も偉いけど、親友は遠くからでもいつも感じてくれてる。 それに甘えてはいけないかもだけど、大事に素直に思っていきたい。 いつもありがとう、みんな。 そしてありがとう、4TEEN。 ちなみに、そんな最後の日曜は今夏初の海水浴で明石の林崎に行き、 夜は月が綺麗だったから、テラスで七輪だして明石の魚を焼きました。 ![]() ![]()
by rokkodaiterasu
| 2007-08-27 01:38
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