僕の愛用の包丁は京都錦市場の鍛冶屋『有次』モノです。
切れ味や存在感を期待して買ったけど、それ以上に『共にする』感覚に心を奪われてます。
素材が鋼で、使ったまま、洗ったまま置いておくと、アッという間に錆びる。
見た目も汚いし、切れ味も悪くなる。
寿司職人が、サシミを切ったあとに布でサッと包丁を拭くのは、この為ですね。
だから月に1度くらい研ぎ石で研ぐ。最近はテラス会前に研ぐ。
集中して、シュッシュッと。
何も考えない。包丁しか見てない。時々刃先に触り、ヒトリ頷き、また研ぐ。
まるで自分磨きと似てますね。
本を読む。歩く。勉強する。考える。
もっと研ぎすましていかなきゃね。