六甲台テラス物語

rokkodai.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:お遍路なモノ( 4 )


2009年 04月 11日

お遍路仲間

昨夜、お遍路で知り合った方が我が家に泊まりにきてました。
23歳の仏教好きで、始め自宅の名古屋から神戸まで5日で歩き、
神戸から徳島までバスに乗ってお遍路入り、テントな野宿歩きで88番結願し、
88から1番に戻りお礼をし、真言宗本山・高野山を参ってきた強者です。
高野山から我が家へ来てくれました。
ちなみに4/9がお釈迦様の誕生日で、その日を待って結願してました。

約2ヶ月歩いたそうですが、丁寧で真面目に生きる良いやつでした。
野宿小屋と宿でたまたま4晩連続一緒に寝た仲で、
こうやって泊まりにきてくれる嬉しさがあります。

どんな世界でもそうだと思いますが、お遍路を歩いた方々とは心通う何かがあります。
恋愛と同じで、同じ時間、景色を見たからかな・・
一緒に歩いたおじさん、野宿小屋で泊まった消防士、道の駅のおばさん、
数えきれない方々と話し、お接待をいただいたりしました。
皆さん、きっともくもくと素敵な人生を歩いてるんだろなと思えます。
自分の人生でお遍路が心の支えになってるのは言うまでもないけど、
それは出会った人に支えてもらってるのだと思います。





d0085790_927524.jpg
d0085790_9281283.jpg

[PR]

by rokkodaiterasu | 2009-04-11 09:28 | お遍路なモノ
2009年 03月 24日

お遍路は「道」

昨夜、愛媛は松山市駅からバスに乗って帰ってきました。
ちょうど2週間。28番から49番まで打ち、460キロの旅になりました。


お遍路は88カ所のお寺を巡る旅で、総距離1400キロ、歩きで平均40日かかることを
考えれば、きっかけにしか過ぎないような時間です。
歩きで遍路する者として、通しで結願(けちがん・最後まで行く事)する方を
体力的にも、何より精神的に素晴らしいと尊敬します。

お遍路は「人生」だと言われます。
人との繋がり、優しさ、天気や道の移り変わり。
平坦や、美しい道、厳しい登山道。

その道へ一歩踏み出すしか進めないし、変わらないのです。

お遍路に出ると「悟る」とか「自分探し」とか思われますが、
何かを教えてもらい、気づかせてくれる世界だと思います。

自分と、時間は裏切らない。
12キロを3時間で歩き、道が険しくても、空いていても3時間を切る事はない。
天気予報が外れても、天気は裏切ってない。
人が作ったもの、考えたものは裏切る。だから、そればかりに執着してはいけない。

こうやって、車やお風呂、道や橋があること、クチコミなど、
当たり前にあるものが当たり前じゃないと感じれる時間をもつことは、
いま情報が多過ぎる時代を生きるものとして必要だと思う。

写真たくさんになりますが、
お遍路ってこんな道や、こんな綺麗で表情のある道を歩くんだよと。
江戸や明治時代から、車道がない時代に国を越えるために歩いた当時の道の道標があったり
それを歩く度に、トレッキングシューズやペットボトル、ベンチもなく、
弘法大師(空海)はもちろん、昔の方々のすごさを実感します。

お遍路で出会った方々、お遍路に行かせてくれた方々に感謝します。




d0085790_1395715.jpg
d0085790_13111049.jpg
d0085790_13111269.jpg
d0085790_13112746.jpg
d0085790_13114865.jpg
d0085790_13115852.jpg
d0085790_1312858.jpg
d0085790_13122691.jpg
d0085790_13123058.jpg
d0085790_13124816.jpg
d0085790_13125967.jpg
d0085790_1313113.jpg
d0085790_13132098.jpg
d0085790_13133287.jpg
d0085790_13134351.jpg
d0085790_13134686.jpg
d0085790_13135781.jpg
d0085790_1314943.jpg
d0085790_13141999.jpg
d0085790_13143746.jpg
d0085790_13144866.jpg
d0085790_13145978.jpg
d0085790_13151010.jpg
d0085790_1315236.jpg
d0085790_13153355.jpg
d0085790_1315378.jpg
d0085790_13155734.jpg
d0085790_1316105.jpg
d0085790_1316204.jpg
d0085790_13162396.jpg
d0085790_13163315.jpg
d0085790_13164452.jpg
d0085790_1317480.jpg
d0085790_13171473.jpg
d0085790_13173080.jpg
d0085790_13173436.jpg

[PR]

by rokkodaiterasu | 2009-03-24 13:19 | お遍路なモノ
2008年 01月 19日

お遍路と言霊と手放す先にあるもの

今日明日はセンター試験で、神大構内も シン・・としてます。
我が家に来たことないかたに補足して、
我が家は神大文学部構内にあります。

そんな静かな午後、格闘家・須藤元気の『幸福論』を読みました。
格闘技に興味がない僕は、彼をテレビで見たことあるくらいにしか知りません。

この作品は須藤氏が遍路して感じたこと、想ったことの紀行文です。
須藤氏の行動力と周りへの気配りに敬意を払います。

遍路中に出会った方や、帰ってきて出会った遍路経験者、
須藤氏も含めて共通した感情が、

自然の驚異から自分の小ささを感じる。
大きな目線で物事を捕らえる。
ご縁。
ありがとう、という素直な気持ち。だと思う。

空海の修業で有名なのが『虚空蔵求聞持法』
ある一定の時間で真言の文を百万べん唱えたら、8万4千の教文を意のままに
操れるという業で、空海は太龍寺と室戸・最御崎で唱えた。
ちなみに、ある空海の物語で、空海は太龍岳に住む光明という女子に恋をし、
初体験もし、通い詰め、病で光明が亡くなったとき、がむしゃらに唱えた
教文で虚空蔵求聞持法を得たと書かれてる。空海も男子です。

この虚空蔵求聞持法は言い換えれば『言霊』で、
その想いを口にしていれば実現すると捉えてよい。
ポジティブな発言、感謝の気持ち、愛する言葉、
何度も口にすることが大切なのです。

旅というのは、荷物が少ないほど旅慣れてると云われ、
便利なものは必要ないものと考えている。人生も同じですよね。

須藤氏は言っている。
『何を持っていくかでなく、何を置いていくか』
すなわち、
『人生何を手に入れるかではなく、何を手放すか』

僕もそう実感している。




d0085790_17383286.jpg
d0085790_17384863.jpg
d0085790_1739270.jpg

[PR]

by rokkodaiterasu | 2008-01-19 17:39 | お遍路なモノ
2007年 04月 14日

盛春、導きと皆さんへの感謝

今日みたいな盛春の穏やかな日、少し過ぎてしまったがお彼岸の話しです。

お彼岸というのはインドにも中国にも無い行事だそうです。
四季が美しい日本だからこそ、春に先祖を想う時間を設けたのかもしれません。
そして、この春のような素晴らしい気候の世界こそ、浄土だと考えるそうです。
迷いや悩みを越えた時、穏やかな気持ちが待ってます。
それも春のような、彼岸のような、浄土のような世界なんです。
穏やかな心、差別・片寄りのない心、それは春の日夜の長さが同じにも比例します。
以前に、そんなお話を聞きました。

今日は100歳大往生した、ひいばあちゃんの49日法要で徳島に行ってました。
天候にも恵まれ、親戚の方々から多くの言葉や想い、食べ物をいただきました。
徳島という土地柄、歩き遍路に行ったと云うと、とても大切にしていただけます。
お遍路が親孝行になってると実感できます。

帰り際に、オバさん宅に立ち寄り、オバさんの知り合いが何度も歩きでお遍路や
日本一周されてる話しや、その方からいただいた手紙を見せてもらいました。
徳島の60歳で200日かけて日本の海岸線を歩かれてます。
北海道・宗谷岬で自殺しようと考えてる24歳青年と出会い、そのまま一緒にお遍路に
連れていき、また宗谷岬に戻って続きを歩いたなど書かれてました。

全てが導きの旅であったと。
出会う人に出会え、寝るべきときに野宿場が現れると。
帰ってきて、何か変わりましたか?と良く聞かれるが、何も変わりませんと答える。
200日も開けていて、帰ってきても何も変わらず迎えてくれる人達がいる。
それに感謝してる。と。

僕はお遍路で無茶苦茶考えが変わった。それは自分しか見てないからだ。
この方は、まず周りがいて、自分が居られると考えてる。
本当に素晴らしい人だと、手紙からだが思えた。
早く、またお遍路に出たい。

なんと、法要をしたお寺にイサムノグチの灯が玄関と本堂にあります。
香川の檀家さんから特別な贈りものとか・・すごい。

お寺の入口にこんな素敵な言葉。

d0085790_2253158.jpg
d0085790_2254454.jpg
d0085790_2255721.jpg
d0085790_226867.jpg

[PR]

by rokkodaiterasu | 2007-04-14 22:06 | お遍路なモノ