六甲台テラス物語

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カテゴリ:2008.5 Europeの旅( 13 )


2008年 07月 06日

パリで旅を終えれて。

パリに着き、地下鉄に乗って感じたこと。
『いろんな人種がいる』
世界中の人々が集まってるように感じる。
その様々な人種が、隔たりなく、夢と自分を信じて生活してるようだ。
例えば、地下鉄に乗っていたら、白人のおばさんが昔のホームカラオケのような、
箱形スピーカーにマイクとテープがついてるようなやつで歌を唄い始める。
ふつーに走ってる車内でだ。満足そうに1曲唄ったら、乗客が何人かがチップを渡す。

また違う駅の構内で、黒人がジャジーなメロディで木琴を弾いていた。
これは上手かった。僕も少しだけどチップを渡した。
偏見とか恥ずかしさとかなく、ニュートラルに息をしてるんだ。

パリでの移動はなんせ地下鉄。
10枚つづりの回数券を買って、ものすごい路線のあるのを路線図と
にらめっこしながら乗り換えて目的地へ向かう。

パリには2.5日間いた。
ひたすら歩いて、ひたすら食べた。
できるだけ商店街のようなストリートを歩いた。
とてもとても、美味しく楽しかった。
人々がゆるくて、優しかった。街の空気がイライラしてない。
どこに行っても『ボンジュール』『メルシー(ありがと)』だ。


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日本の料理雑誌でチェックしていたレストランへ行った。
『Le Cercle du 17e』という店にランチで。
屋号は『17区のサークル』という意味。
シェフが日本人らしく、オーナーは夫婦のパリ人。
調味料に山椒や和食材が入っていて、『わぁ、新しい』と思った。
とても流行っているようで、それでも和気あいあいあとした雰囲気の
アットホームな店だった。

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ディナーは、15区にある『Le Troquet』
バスク料理の古典的なビストロって店構えで、パリでも話題の店らしい。
無謀にも7:30オープンの店に7:35に予約もせずに行き、
『ヒトリだけど、いけますか?』と聞くと、
『予約はしてないのか。カウンターならいいぞ』といわれ、
隅っこのカウンターに即席でテーブルマットを敷いてもらえる。
40ユーロのコースを頼み、それはそれは、感動ものの時間が始まった。
変わった日本人男子でも、ホールスタッフは丁寧にサーブしてくれ、
料理の説明もしてくれるが、フランス語はもちろん分からない・・
雑誌にも載っていた料理長が出て来て『君は料理人か?』と聞かれた。
そうだろな、きっと修業で味見の経験だと思われたようだ。
デザートの生チョコとベリーのプレートがステキ。
チョコアイスかと思いきや、生チョコのみ。こんなんアリなんだなぁと浸る。
店の前からは遠くエッフェル塔を望み、トロケの味とパリの夜は深い。


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翌日は、テラス会文化祭でカレーをしてくれた、さちさんの元同僚がパリで
フランス人の方と結婚されてて、その方も小野さんといい、小野さんと
連絡を取り合い、旦那さんと3人で晩御飯に連れていってもらった。
その店は、フランス料理の大衆居酒屋。
若者が多く、活気があり、量が半端じゃなく、安く、美味い。
地元じゃなきゃ絶対行けない店だと思う。
僕はホルモンの煮込みをオーダー。旦那さんがメニューを読んでくれるから、
なんとも心強かった。
夜も10時を過ぎても、店のまえは、店に入りきれないお客がいて、
そこでオーダーして外呑みしていた。いい雰囲気だ。

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この旅行記はこれでおしまいです。
いまも、毎日のようにこの旅を思い出します。
きっと一生忘れないでしょう。

この旅で感じたこと。
人生や旅のプランは、あまり決めないほうが楽しいかもしれない。
人生、一回きりだから、誰になんと言われようが、やりたいことは
やるべきなんだと思う。
職業にはプロがいるけど、人生は誰もがアマチュアだ。
『人生こんなもん』なんて、誰も知らないはずだ。
どんな経験して失敗しても、子供が転ぶように、仕方ないんだ。
だから、恐れず手を伸ばそう。

そして、やっぱり旅は最高だ。
目的地ではく、行程が旅なんだ。

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パリの街角
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by rokkodaiterasu | 2008-07-06 03:31 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 29日

セビーリャから、一気にパリへ。

5月22日快晴のスペイン・マラガを7:45発の各駅停車で
フラメンコの発祥の街・セビーリャへ向かう。
駅のカフェでカフェ・コン・レチェとクロワッサンをサラッと食べて乗車。

電車はグングンと山を登り、一面オリーブの森を抜ける。
これだけオリーブの木があるんだ。壮観だった。
そして、ひまわりは5分咲き。これもアンダルシアの名物。満開のときを見てみたい。

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セビーリャの駅に着き、街までは徒歩で30分。
ほんとは観光客はバスに乗るみたいだが、僕はあくまで『土地の匂い』を
感じることがテーマだったから歩く。
とても太陽が暑かった。
ヨーロッパは落書きが多い。そして上手い。
電車なんかも落書きだらけで、そのまま走ってる。
日本だったらニュースものだけど、その落書きで困るのは会社で旅客じゃない。
それで誰か死んじゃうわけじゃない。そんな思惑を感じた。

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街を歩いていて、いいなぁと思ったのがレンタルサイクル。
あちこちにDockがあって、そこのDockでセルフで借りて、何処かのDockに
置いておしまい。パリにも同じのがあった。
借りてみたかったけど、いかんせんスペイン語が読めないから使えない・・

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セビーリャではイベントがあった。なんのイベントか分からないけど、
皇族のような方々がパレードしてた。教会の鐘も鳴り響いた。
軍隊もパレードしてた。アイビーの枝を皆が頭につけていて、
何かの言い伝えなんだろう。とてもいい雰囲気だった。
セビーリャのカテドラル(教会)はヨーロッパで3番目に大きい。
ローマのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポールの次らしい。
そんな文化のある街だから、観光客も多く、街自体がゆったりとしていた。

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セビーリャでイチバン楽しみにしてたのが、パエーリャ。
パエーリャの発祥でもあるらしく、ドバイで直季さんの友人のパウロも
『セビーリャのパエーリャがナンバーワン』って言っていた。

なのに、なのに、、この旅でイチバン美味しくないのが、このパエーリャだった。
時間がなく、焦って店をセレクトしたせいか、観光客スレした店で、
接客も味も最悪だった。米がベチャベチャでした。高いし。。

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セビーリャから、スペイン首都・マドリードまでAVEに2時間半乗り、
マドリードではAVEの駅と、パリ行きの夜行電車の駅が違うから、
地下鉄で移動し、19時発の『ホテルトレイン』に乗る。
バタバタとマドリード。駅前のバイキングのお店で野菜をチャージ。
言葉が通じないから、バイキングとかが気楽でお腹いっぱい食べれて幸せ。

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パリでは『バスク地方料理』を食べた。
イメージする繊細なフレンチではなく、がっつりな料理だった。
そんなスペインとフランスの国境にあるバスク地方を電車は走る。
夜になるのが22時くらいだから、車窓からバスクを見れた。
自然が山盛りで、のどかで、空が雲が生き生きとしてる。

パリへの期待と、この旅での最後の都市になる寂しさで目覚めたら、
1時間遅れでパリ・オーストリッツ駅に9時半に着いた。
彼女と待ち合わせて1時の飛行機でNYに行く、
同席した青年とは慌てて笑顔でサヨナラした。

これ、イチニチの出来事です。

さぁ、パリだー 背筋が伸びます。



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バタバタとスペインからフランス路
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by rokkodaiterasu | 2008-06-29 21:04 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 23日

アンダルシアの陽光の下へ。

今年の1月に出た雑誌『FIGARO japon』の特集が
『アンダルシアの陽光の下へ。』だった。
ばくぜんと本屋で手にしていて、そこに写る陽気な笑顔、
白壁の街、底抜けに青い空、太陽の満ちた素材の料理。
すべてが魅力的で、綺麗だなぁと購入した。
そして、今回のヨーロッパが現実になったとき、
もしかしてあの世界に行けるんじゃ・・!とプランニングしたのだった。
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マラガを朝8時20分のバスに乗る。
マラガから目的のフリヒリアナまでは、ネルハという街でバスを乗り換える。
マラガからネルハまで1時間半。ネルハからフリヒリアナまで30分だ。

バスから見える朝の澄んだ空気の向こうに、雲海が広がっていた。

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ネルハに着き、フリヒリアナ行きのバス停はあるが、時刻表がない。
チケット売り場のオバさんに時間を聞いたら、『そこで待て』という。
他の外人の方も聞いていたが、同じように言われてるようだ。
時刻表がないのか、面倒だからかは分からないが、これがスペインなんかなぁ
と良いように解釈して、トイレにも行けず待つ。
1時間くらいしてバスがくる。クネクネの山道を走ると、
そこには時間が止まったような、ただ『白』と『青』の世界だった。

帰りのバスまで3時間ほどあり、少しはカフェやレストランもあるが、
小さく静かな、何も無い街をぶらぶらと歩く。
角を曲がるのが楽しく、人の笑顔がまぶしい。

フリヒリアナを気に入り、この街に住み着いたという方が、ひょうたんから
アクセサリーを創る店があった。
そこで自分用にネックレスを求めた。
旅の途中で求めるアクセサリーで、何か自分にパワーをもたらす気がする。


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フリヒリアナからネルハまでは時刻表があり、同じバスで30分戻る。
ネルハは『地中海のバルコニー』と呼ばれる街で、地中海を見渡す避暑地だ。

バス停から海岸まで20分ほど歩いて、寄り道寄り道してると、道に迷う。。
そろそろお腹もすいたと思っていたら、ふわっと魚の焼ける匂いが漂う
カフェレストランがあり、これは間違いない!と入ってみる。
入ったはいいが、店内は地元の労働者ってぽい人しかいない・・
でも満席で、そんな人達で満席になる店は、これまた間違いない。
カウンターに座り、オーダーを聞かれ、相変わらず言葉が分からず、
『マカロニ?ゴニャゴニャ?フィレオ?』って言われて、
『フィレオ!?フィレオフィッシュ!?』って思って、
『イエス!フィレオ!』って言った。
で、出て来たら、黄色いスープで、のびたパスタがはいった、
想像とは全く違う食べ物。それとパン。
しかし、これが美味い。ブイヤベースの簡易版って味で、これは日本ではない。
食べ終わって、ホッとしてると、隣りのカウンターでオジさんが
『カフェェー』って注文して、出て来たのが、ガラスに入ったコーヒー牛乳。
それに砂糖をドッサリ入れて飲む。
なんか興味があって、自分も『カフェェー』って頼んでみる。
『カフェ・コン・レチェ』っていうスペインのコーヒーの代表的な飲み方みたい。
エスプレッソのホットミルク。
ヨーロッパ人って、基本的に料理に砂糖を使わないから、カフェやドルチェで
糖分を補給するそうだ。カフェ・コン・レチェにはハマった。
フィレオ(?)とパンとカフェで5ユーロ。ここは安かった。

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海岸では既に泳いでる人がいて、みんな寝転がって太陽をサンサンと浴びてる。
ベンチに座って、ぼーっとしてたら、年配のオランダから来てる夫婦に
『アイス食べるかー?』って、アイスをおごってもらった。
ほんとにヨーロッパの男女は仲が良い。いい笑顔の夫婦でした。

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海岸の時間はすぐに過ぎ、夕方になったのでバスでマラガへ帰る。
またネルハのバス停は時刻表が無く、1時間半も待つ。。
しかも乗ったバスがバイパス経由でなく、各駅停車バスだったから、
行きは1時間半だったのに、2時間もかかる。。

時間と太陽をたくさん浴びて疲れたけど、なんか笑顔の1日だった。


アンダルシアの青と白
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by rokkodaiterasu | 2008-06-23 02:49 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 20日

いよいよスペイン

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マラガで偶然撮れた、ステキなカップルです。

旅をしていて、ヨーロッパの男女のスキンシップに共感した。
公衆の場でもキスをしたり抱き合ったりするのは文化だから
それもとてもステキだけど、年配のカップルでも手を繋ぎ、キスをする。
日本人は心で繋がろうとするけど、欧州人は肉の繋がりの大切さも
知っているのだろう。それが大事で、僕もしていこうと思った。


さて、スペインに上陸です。
バルセロナに夜に着き、地下鉄で日本人が経営する電話予約していた宿へ向かう。
スペインといえば治安が悪いイメージで、夜の地下鉄・夜の道なんて、
最高のソワソワして歩いた。
宿につき、部屋でゆっくりしようと思ったら、オーナーに、
もう出て行かないのか?と聞かれ、夜の街はスリなどで危ないのでは?と言うと、
『あのね、いま日本で振り込め詐欺に合った人がいれば、アホだなと思うでしょ。
 それと一緒。気をつけていれば大丈夫』

確かにそうなんだ。情報だけでその街・国・人を判断しちゃいけない。
自分の身体のアンテナで感じてから、答えを出すべきだ。

結局、街には出なかったけど、気が楽になった。

バルセロナは生き生きとした活気ある街だった。
ただ、イタリアやフランスって、街の雰囲気や、車、店などが自分の国のが多く、
スペインや日本もそうだけど、他国のものが入りすぎてて、オリジナルを
感じられないって気がした。それも文化だけどね。

予想以上に寒く、小雨がぱらつくバルセロナを歩く。
宿のオーナーが言っていたけど、この季節に気温が20度くらいや、
雨が降るって異常気象らしい。

バルセロナのランチは当りだった。
お腹すいたなぁと歩いていて、なんか観光客相手の店が多くて、
パンでも買って公園で食べようかなと思っていたら、気になるその店があり、
いかにも地元っぽい人しか居ないから、かなり躊躇したけど、思い切って入る。
店員は英語も話せないし、メニューは当たり前に読めない。
ランチセレクトコースみたいだったから、ぐるりと周りを見渡し、
美味しそうなのを食べてる人のを指して『あれ!』と。
次のセレクトで、また見渡し『あれ』と。
かなり無謀だったけど、かなり美味しい料理を食べれた。

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そのレストランから歩いて5分くらいでサグラダファミリア。
行って良かった。見れて良かった。
外観の魅惑さと、間近の親近感に驚いた。
1882年から工事が始まり、いまだ建築中。
中も、エレベーターで登った塔上も、ふつうに工事人が作業されてる。
全てが石で出来ているらしく、正面の石像や塔にはりつく鳩のオブジェ、
降りる時の小さな急な螺旋階段など、感動した。
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バルセロナ


バルセロナから、首都のマドリードを通過して、アフリカ・モロッコや
ポルトガルに近いアンダルシア地方のマラガへ行く。
スペイン国鉄の新幹線『AVE』で6時間。
長旅だし、1等席に乗る。仕事がデキそうなビジネスマンが多い。
AVEは乗る時に空港みたいなX線検査があったり、1等と特等は機内食みたいに
食事やドリンクサービスがあったりと、飛行機に負けないサービスがある。
その食事がめちゃくちゃ美味しかった!1等の価値。十二分にあり!

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地球の歩き方や、雑誌のFIGAROに載ってるマラガって、バルと遺跡と美術館しか
ないような、田舎の街なイメージだったけど、実際はとてもオシャレで、
衣食住が充実してる街だった。
ピカソが生まれた街でもあり、ピカソ美術館がある。
ピカソって人の絵が多くて、心の内面を描いたのが多かった。
男女の性的な感情、自分の在り方、親への想い。
そんなのが見れて、いままでの美術館でイチバン行って良かったと思える。

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夜は地元のバルで楽しい食事。
生ハムはフォークで食べたら『ラマン!!』(女、愛人)って店員に笑われて、
スペイン語と日本語を教え合って、写真撮って、暖かかった。

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日本人らしき人にほとんど出会わない街で、旅の終わりが近づいてることを
感じてきて、少しでもこの空気を吸い込んでいようと全身で過ごした。


AVEからの車窓。
空が違った。

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マラガ
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by rokkodaiterasu | 2008-06-20 23:40 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 18日

プロバンスをいただく

5月16日
ジェノバでイタリアとお別れ。
駅前のカフェでシナモンロールとカプチーノの朝食をとり、
ジェノバからイタリアとフランスの国境の街『ventinglia』まで
イタリアの特急ICに乗り、ventingliaからモナコまで普通に乗る。
国境の駅だが無人駅だし、passportチェックもない。

モナコには昼前に着く。

モナコ駅・地下駅である。

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モナコに寄りたかったのは、F1モナコGPの1週間前で、
もしかしたら、コースとか見れるかなぁと考えたわけで、
その考えは的中して、中学生時代は近所のダイエーのゲーセンで
『F1モナコGP』の店内ベストラップを出すくらい熱中した
憧れの景色を見れた。

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ぶらぶらとコースを歩き、モナコの高貴な街並を見て、
相変わらず時間もないし、小雨も降ってたから、電車の時刻表みて
駅に戻るが、その電車は運休とかで来ない。次は4時間後・・・

街を歩いてるときに、ニース行きのバスを見たなと思い出し、
今夜はニースに泊まる予定だったから、バス停を探す。
すごい人・・
きっと電車がないからだろうが、すごい。
待つこと30分。
バスが来たが、みんな乗れない。
待つこと30分。
来たバスはすでに満員で、スルーして行ってしまった。。

次のバスもスルー。。

笑うしかない。

やっとのことでギリギリ乗れて、ニースまで海沿いの道を30分。
途中のバス停で待つ人がいたが、もちろんスルー。。
彼らはいつニースへ着くのだろうか。。

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なんだかクタクタになり、ニースへ着く。
翌日のことを考えて、駅前のホテルにチェックイン。
ふつーのビジネスホテルだ。
ニースの観光は海。駅からは歩いてはいけない距離。
もう、ニースは諦めて、百貨店に行き、ニースなナウをウオッチング。
惣菜を買い込んで、部屋で食べる。
見たことないペリエや、肉のゼリー寄せが、とても安くで買えた。
さすがフランス。

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そのあと、生まれて初めてのコインランドリーをニースで経験する。
洗濯を袋に詰めて行き、当たり前だけどランドリーの説明がフランス語で、
初めての僕は困っていると、フランス人の女子が
『Do You Speak English?』って助けてくれたー
洗剤までくれて、ほんわかしました。メルシー

今回の旅、全体に言えることだけど、
モナコやニースはお金と時間があってくるところ。
こんなバタバタじゃ来る意味がないと思った。
いまとなっては、寄ってよかったと思う。
でも、あのときは疲労と何とも言えない情けなさでクタクタになった。


世界のリゾートモナコ・ニース


翌日、9:39発の『TGV』で南フランス・プロバンスな街、『アベニョン』
へ向かう。鉄道を愛するものとして夢の電車『TGV』
しかも1等を予約して快適に行った。

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アベニョンの駅は在来線とTGVで別れていて、三宮か新神戸みたいな感じだった。
とても明るくステキな駅に着く。外は、、雨。。
駅前からバスで市街地まで10分だったが、プジョー407のタクシーに
乗ってみたいなーと思った。

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アベニョンは昔、首都があった街なので、城壁とお城がある由緒正しい街。
城壁を1周しても1時間くらいで歩ける小さな街だ。
とりあえず街に着き宿探し。日本からネット予約したかったが、
フランス語が分からずに断念していた。
観光案内所で問い合わせると、ネットだと最低50ユーロからだったのが、
29ユーロの宿があると。『是非』と紹介してもらい、部屋を抑えた。
小さいけど、可愛い部屋で、プロバンスは匂いの街で、部屋やベッド、タオルが
とても良い匂いがする。オイルかドライハーブかで仕込んでるのだろう。

雨がけっこう降っていて、雨宿りしながら、カフェで過ごしながら
アベニョンを感じる。
夕方にあがり、目をつけておいたレストランでディナー。

カッコいい黒板メニューは何を書いてるか分からず、
スタッフに『アナタのオススメを下さい』と予め調べてノートの書いた
フランス語を見せる。

『オー、、ツナ?』
と言われたので、『ok』で待つ。
マグロのステーキが出て来た。
シンプルで美味い。付け合わせのニンジンのマッシュも美味い。
ガラスに入ったエスプレッソで満足に浸る。
美味しいゴハンにありつけたのはもちろんだが、
言葉も通じないのに、ゴハンが食べれることが素直に嬉しい。


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ヨーロッパの日暮れは遅い。
22時くらいで暗くなる。。

翌朝は快晴!
朝から相変わらず散歩。
昨日は雨で撮る気もなかった景色を探してまわる。
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アベニョンは小さな街だったけど、魅力が詰まっていて、
歴史も、オシャレな服屋もスーパーもあり、レストラン・カフェもいけてて、
また来たい街だった。小京都ならぬ、小パリみたいな感じかな。

さぁ
また電車に乗って、スペインへ向かう。
各駅停車でスペイン上陸。

フランスとスペインの国境の街『poubou』
ここはpassportチェックあり。
ホームで婦人警官がチェック。でもスタンプや税関などはなし。
乗り継ぎに時間があったから、駅から外へ出てみる。
静かな海沿いの街だった。




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プロバンスの優しい景色と香り
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by rokkodaiterasu | 2008-06-18 15:14 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 16日

イタリア 南へ 北へ

もうこの旅から帰って来て3週間も経つ。
ぼんやり思い出に触れたりしながら、バタバタ過ごしてます。
時間掛かってますが、旅行記は最後まで書いておきたいので、
お付き合いください。

ローマからシチリア島の州都・パレルモまで夜行電車に乗る。
夜行ってスリなどで怖いイメージがあったが、なんてことなく、
目覚めれば青々とした地中海を望む車窓になっていた。

街の中心から少し離れた駅に8時に着き、
予約してるB&B(Bed&Breakfast・ベッドと朝ご飯だけの簡易宿)
までとりあえず歩いて行くことにして、目抜き通りを20分ほど歩く。
途中のカフェで朝ご飯。
ピロシキみたいなパンとカプチーノを注文する。
このパンが絶品。中身はミンチと豆を、ミートソースな味付けにしてる。
イタリアやスペイン、フランスもそうだったが、自動販売機がほぼ無い。
その代わりにカフェやバルがあり、エスプレッソは立ち飲みで0.8ユーロくらい。
日本の缶コーヒの感覚でカフェで飲む。羨ましい。

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ふらふらと歩いて、街の中心近くのB&Bがあるはず住所に着くが、見当たらない。
何度地図を見ても、いま居る場所ら辺で、地元の人に聞いても知らないというし、
次の誰かに聞くと『あっち』だ、っていうから行ってもなく、そこで聞いても
『あっち』ってまた違う場所を言われる。
イタリア人ってお節介の割に発言に責任をもってなく、言ったら最後、
あとはどうなろうが知ったことない。
結局、1時間半くらいウロウロして、やっと見つけた!この看板。。

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この真ん中のプレートのみです。

B&Bって所有のアパートを貸したりしてるから、地元民でも知らないことが
多いみたいです。
インターホンを押して、やっと中に入ったら、とてもステキな部屋でした。


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部屋から見たら、魚屋が行商に来てます。

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荷物をおいて、街へでる。
パレルモは『南』らしい活発な喧騒とした街で、治安も良くはなさそう。
でも生き生きとした雰囲気でワクワクする。
市場で行き、惣菜やオリーブの買い食い。

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シチリアはゴッドファーザーでも知られるマフィアの街。
神戸にもあるハンチング帽子屋の本店『コッポラ』でお買い物。

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小さな街だから、裏道や港までグルグル歩いて、夜はレストランに飛び込む。

お任せの23ユーロのコースを頼んでみた。

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さすが海の街だから、ウニのパスタはこの旅1の絶品だった。
魚はオーリオ。スズキみたいな味。シンプルがイチバンです。

シチリアはバイクが多かった。
みんな殺気立った走りで飛ばす飛ばす。
信号変わって2秒発進しなかったらクラクションの嵐を浴びます。
イメージのイタリアはココにあった。


海とマフィアのシチリア

パレルモから飛行機で、一気に北イタリアのジェノバへ。
飛行機で2時間。

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ジェノバは神戸と似た街で、山と海に挟まれた港町。
ジェノバはリグーリア地方にあり、このリグーリアがオリーブオイルの産地
として有名。だから行ってみたかった。
けれど、そんなに期待した街でなかったから、昼過ぎに飛行機で着いて、
翌朝に電車で南仏へ出るプラン。
結果的に、ジェノバがとても気に入って、プランを後悔した。

宮崎駿映画の『魔女の宅急便』
あの世界の舞台になった街はオーストラリアにあるそうだが、
このジェノバが似ていると思った。
センス良くて、シャレてて、キラキラしていた。
街並もほんと神戸と似ている。

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街を歩いていて、商店街に入った。
そこでステキな総菜屋に会う。
オリーブやピクルス、オイル漬けを計り売りしてるのだ。
晩御飯はこれにしようと決めて、少しずつ入れてもらった。
ジェノバもB&Bに泊まり、部屋でフォカッチャと共に食べる。
ユーロが高くて、馬鹿にならない食事代。
こうやって部屋で食べるのも楽しい。

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翌朝は早起きして散歩。
山手の住宅地を歩きながら、普通の幸せを噛み締める。

天気は下り坂。
電車に乗って、モナコ・ニースへ向かう。


ジェノベーゼ
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by rokkodaiterasu | 2008-06-16 21:17 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 10日

ローマは2日にして成らず

フィレンツェから各駅停車の電車に乗りローマへ。
ローマではテラス会で大変お世話になっているミミさんのパパとママが
今も変わらずローマに住まれているので、お会いして観光に連れて行ってもらえる。
駅のホームまで迎えにきていただけ、ミミパパの古い知り合いの日本人が経営する
駅近くのホテルに泊まるので、まずチェックインをしにいく。
ここはレストランが主体でホテルもしているので、そのレストランでランチ。

トマトとルッコラのブルスケッタ
モッツアレラとトマトサラダ
ペペロンチーノ
メインプレート

すべてシンプルな味付け。でも、あまりの美味さにウナる。
いままで食べたなかでイチバン美味いペペロンチーノだった。
なんだろ、、シチリアでもそうだったが、パスタの茹で具合が完璧。
これがアルデンテなんだ。ただ感激した。


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話しは飛んで、翌日。
朝にチェックアウトして、夜遅くの電車に乗るからレストランにリュックを
置かせてもらってた。
観光を終えて夕方に取りにいき、コーヒーでも飲みたいなと思い、
『カプチーノが飲みたいの』と注文すると。
『晩御飯は食べたのか?』と聞かれ、『まだだ』というと、
『一緒に食べていけ』と、なんとまかないに参加させてくれた。
ローマのレストランのまかない。すごいよー
クズ野菜とトマトを煮込んだパスタ。
トマトとルッコラ。
ルッコラは『ほら食え』と山盛り渡され、ウサギのように食べた。
日本のルッコラより、ずいぶん辛みもあって美味しかった。
みんな陽気で、自分はツイテルなぁと幸せと一緒に噛み締めた。

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パパママとランチを食べて、パパの車でローマを観光。
有名な施設をパパのガイドで見てまわる。ミミさんが子供のころに
良く行ったという湖のほとりのカフェでジェラート食べたりして、
そのままミミさんの実家で晩御飯を食べることになり、
ミミ邸はローマから車で30分くらいの郊外で、途中でスーパーや八百屋に
寄り、『食べたいものがあったら言ってね』と云われ、甘え放題で
見たことない野菜やパン、オリーブ、ハムを買ってもらい、ママの手料理に
してもらった。


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夜遅くにホテルに送ってもらい、すぐ就寝。。
翌日は雨。。
地下鉄に乗って、バチカンへ向かう。
バチカンは世界でイチバン小さな国。
ちなみに2番目はツバルという南太平洋の小さな島。
3番目はモナコ。今回で1、3位の国家に足を踏み入れたわけだ。

サンピエトロ寺院にただ感動。
あんな建築が町中にあり、誰でもタダで入れることが日本にはない文化。
歴史と芸術の年月を尋常じゃない彫刻から感じた。

バチカンからテレベ川沿いを歩き、ローマの下町『トラステベレ』へ。
ここが良かった!ここでずいぶん時間を使った。
あまり遺跡や観光地に興味のない僕は、人臭いこの街が気に入った。
でも、肌で感じるほど治安は良くない気がする。

ランチ時間だったので、『ここ美味そう』と思ったレストランに飛び込む。
大当たり〜
雰囲気も良かったし、パルメジャーノマカロニに、こんなのアリなんだと感動。
お腹も、美味しいという素直な喜びに満たされ下町をそぞろあるいた。


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ローマは首都だというのに、町中が古く、あちこちに遺跡がある。
京都などとはまた違った歴史との共存だ。
まさに『ローマは1日にして成らず』
もくもくと歩いて、有名な遺跡を見て回る。ジェラートを片手に☆

ローマの休日で有名なスペイン階段で、小雨になってた雨が急に土砂降りに。
全く観光客がいないスペイン階段だった。
その先、路地をはいったとこに、あの新聞記者が住んでたアパートがあった地区
がある。いまはアートがギャラリーが多くあり、高貴な落ち着いた街並だった。
あの中に階段のある複雑な作りのアパート。憧れます。


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あたりまえだけど、2日では足りないローマ観光。
今回の旅で『もっと居たかった』のは
ローマ・ジェノバ・パリです。また行けるかぁ〜

そして、20時発の夜行電車でシチリア・パレルモへ向かう。

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アン王女とパスタの腰
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by rokkodaiterasu | 2008-06-10 10:43 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 09日

美しすぎるベニスとフィレンツェ

ドバイからエミレーツ航空でベニス(ベネチア)へ着く。
さぁ!ここからがホントのヒトリ旅だなぁなんてニヤニヤしながら、
パスポートチェックも済ませ、ターンテーブルで預けたリュックを待つも
なかなか出てこない・・
おかしい・・
もう30分も待っている・・
出て来ない・・
もうみんな受け取って、どっか行ってしまった・・
何度もテーブルNoと便名を確認しても、間違ってない。
結局、待ち続け、テーブルも停まってしまった。。
『うぉぉぉ!!何で俺!?』ってな思いで窓口へ。

つたいない英語で『かばんが出て来ないの』と説明。
女性の係員、かばんより、英語もろくに話せないの!?
って顔しながら、書類を出してくる。
『はい、ここに、今日は届けれないから、明日の宿の住所と名前を書いて』

・・・いや、、明日の宿はフィレンツェで、予約はしてるんだけど、
情報はリュックの中で、、名前も分からないんですが、、というと、

『あんた、そんなことも分からないの!?』
ってな顔をされてしまい、途方に暮れる。
そりゃ、カバンが無くなるなんて想定してないもの。。

ふと、そのフィレンツェの宿は友達がフィレンツェに行った際、良かったよ
と勧められて予約したことを思い出し、電話する。
イタリア語ペラペラな友達だから、カバンの話しも電話を係員に代わって
話してもらう。自分は悪くないのに、すごくラッキーな思いになった。

ちなみに、カバンは翌日にホテルに届けられる予定が、週末に重なったため、
空港係員にもホテルのフロントマンにも
『今日は日曜だから届けてくれる人が休みみたいなの』とフツーに云われ、
3日間も届かず、怒っても仕方ない国なので、最後はバスに乗って
自ら空港まで取りに行った。

今回の旅で唯一のトラブルがこの程度だったから、よしとしよう。

さて、話しは戻り、ベニス空港からリムジンバスで街へ向かう。
リュックが無い分、シュルダーバックだけだから、身軽でなんか嬉しい。
ベニスは海に浮かぶ街。
電車も車もバスも街の入口までしか入れず、街の移動は歩きかゴンドラ(船)のみ。
だからとても静かで、空気も綺麗。
でも僕は、自分も含めて観光客の多さと、街の美しすぎで、
テーマパークのようにしか思えず、とても素敵な街並だったけど、
特に今回の旅は『観光』ではなく、『生活』を見たかったから、
ハマれなかった。

街のなかは路地だらけで、つねに迷子だった。
どの角を曲がっても、同じような建物、橋、人々で、
『この店いいな、あとで来よう』って何店か思っていて、
どの店もあとで見つけられなかった。

でも、本当に綺麗な街で、現実とは思えない空間にいることが出来た。


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夕飯はオープンカフェでピザ。
この旅で初めはヒトリレストランもドキドキだったけど、
だんだん大胆になっていき、最後のパリでは話題のレストランに予約もなしで
飛び込んでフルコースを食べるまでになった。

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ホテルは小さな部屋で、でもこの旅でイチバン高い部屋代だった。
さすが観光地。。
部屋の窓を開けると、眼下の運河をゴンドラがゆく。
船頭が唄う唄声が路地にこだまして、
『あーイタリアにいるんだなー』って感じた。


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ベニスは1泊。
翌日のお昼の特急で、フィレンツェへ向かう。
イタリアの電車の落書きは大胆だ。これで走ってる。

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迷子のベニスの街並


フィレンツェには2泊した。
まだリュックがないので、着替えも出来ない。
気持ちがスッキリしないまま、憧れのフィレンツェを歩く。
フィレンツェは大好きな小説『五木寛之・レッスン』に出てくる。
車と自然とリッチさがイメージだ。

今回の旅で住むならフィレンツェがいい。
ヨーロッパを歩き、どの街もお城や教会、美術館があり、
古い古い建築と、今の生活が共存してることに感激した。
フィレンツェはその極みに感じた。
古い街並で奥ゆかしく綺麗なんだけど、人間臭い。
人が生々しく生きてる臭いがする。でも洗練もされてる。
御飯も美味しい。カプチーノも美味い。店も多い。ステキでした。

そんなステキな街中で、僕にとっては夢のような光景で出会った。

前方から僕のイチバン好きな1970年代製のアルファロメオ1750スパイダーの
しかも黒が疾走してくる。ドライバーはロマンスグレーのオヤジだ。
急に停まった。歩道を歩いてたオバサマが知り合いか恋人だったようだ。
車からサッと降り、オバサマを抱きかかえ、キスをし、スパイダーに
エスコートして、アルファツインカムのエンジン音を奏でて去っていく。
たまたま『お、スパイダーだ!』ってカメラを向けた中で最高の時間が収まった。

またアルファロメオって生意気な車が好きになった。

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いつかはフィレンツェ
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by rokkodaiterasu | 2008-06-09 02:31 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 05日

幻想ドバイ

ドバイに『寄る場所がある』自分は贅沢だ。
兄貴な直季さんがドバイに行って数年。
行くときから、『遊びにこい』と言ってもらってて、
直季さんと知り合ってなかったら、当時ドバイなんて地名も知らなかった。
今回の旅で、あえてエミレーツ航空を選び、トランジットでドバイに寄った。

ドバイ空港は結構町中にある。
関空からだと早朝に着き、そのままとりあえずタクシーで30分ほど
70ディムハム(2千円くらい)で直季さんが住むホテルレジデンスに向かう。
ドバイ空港の従業員は、あのアラブは全身を覆う白い布を纏っている。
壁掛け時計はロレックス。免税店でポルシェが売っている。

ドバイは砂漠にある街だから、道は真っすぐで幅広い。
早朝ともあり車も少なく、バンバン飛ばす。
高級車が多い。イメージは芦屋の山手幹線。外車、特にドイツ車が7割。
あとは日本車。そう考えると日本は裕福だ。
そんな高級車のなか、アラビア語の書かれた乗り合いバスが何台も走ってる。
なかはパンパンに乗っていて、みな疲れた顔をした男性だ。
直季さんに聞くと、ドバイの建築ラッシュはインド人が多く労働していて、
24時間態勢の3交代勤務らしい。
ちなみに、いまドバイでは地下鉄を作っていて、大林組と三菱地所が
担当していた。日本人はとても重宝がられる。
僕がタクシーに乗っても『Are You Japanese?』と聞かれ、日本人は賢い!
と言っていた。タクシードライバーはインド人だった。

レジデンスの部屋は35階にあり、いい景色で、その周りに同時に同じような
高層ビルが10本くらい建設中・・・
5年後のドバイは夢かゴーストか。動いてる街だ。
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直季さんが仕事に行くので、一緒にドバイの中心のオフィス街に行く。
そこは世界中の人、建物、食べ物、建築の『かっこいい』が集まってるようだった。

午前中は、オフィス街からタクシーで10分の旧市街へ。
ドバイは昔は『金』で栄えた街らしく、ゴールドばかりの市場もあった。
旧市街はまさにアラブのイメージ。
埃っぽくて、ざわざわしてて、ぎらぎらしてる。
サモサ食べたり、渡し船で川を渡ったり、そぞろ歩いた。

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今回の旅で、スーパーマーケットがあれば入った。
スーパーは街のカラーと物価が見えた。
ドバイのは『豆』の多さに感動。香辛料も多い。
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ドバイの気温は、この時で38度。日本よりは湿度は低いけど、疲れる。
レジデンスに戻り、1階のレストランでヒトリでランチをした。
それはそれはオシャレなレストランで、堀江や表参道にありそう。
ル・クルーゼなどの鍋や、素敵なウツワに並べられたショーケースの料理から
セレクトするランチで、フルーツサラダとチキン丸焼きを食べた。
ホントはカットのチキンソテーが良かったんだけど、僕の英語力じゃ
うまく伝わらなかった・・
ここのオリーブのパンは、パリより美味しかった。

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3時から砂漠に行くツアーに申し込んでいて、レジデンス前まで
ランドクルーザーが来て、1時間くらい走って砂漠へ。
ジェットコースターみたいに砂漠を走り、記念撮影して遊んで、
日が暮れるころに、砂漠の真ん中にあるキャンプ場みたいな場所に着く。
そこでみんなで晩御飯を食べ、ベリーダンスを踊って、帰宅。
いかにも観光って感じだったけど、ドバイだからできること。
文明と自然がごちゃごちゃで、訳がわからないけど、
全身で地球と遊んだ感覚だった。

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夜は直季さんの日本人の知り合いの方達と深夜まで遊び、
たった1日の滞在のドバイが終わる。
翌日は朝9時の飛行機でイタリア・ベニスへ向かう。

ドバイは、夢と動きのある街だった。
直季さんも、僕が尊敬する人で、夢と動きがある。センスも少年心もある。
この人と出会い、自分はある人生を決めた。
そのことをドバイの深夜にフタリで話した。
この人と出会えたこと、一生の宝物だろう。
なかなか会えない兄貴だけど、自分の憧れで目標だ。

アルファロメオで出会った兄貴と別れ、アルファロメオの故郷イタリアへ向かう。

写真の順番がバラバラになったけど、ドバイの写真達です。
リアルドバイ
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by rokkodaiterasu | 2008-06-05 23:12 | 2008.5 Europeの旅
2008年 06月 02日

僕がヒトリで旅に出る理由

出発前に少し書きましたが、僕は小3で初めて一人旅をしました。
神戸からJRの各駅停車で広島のおばさんとこまで。
それから機会を見つけては青春18切符で日本中を。
高校からはバイクも加わり、基本的には各駅停車もしくは下道。
新幹線や高速はあまり使いません。

今回のヨーロッパも、誰かと行くとは考えもしなく、
『ヒトリで良く行くね』と言われるが、ひとりだから行った。
ヨーロッパは恋人や家族が仲良し文化で、むこうでも
『なぜガールフレンドと来ない?』と良く言われた。

僕がヒトリで旅に出る理由。
まず気楽さだ。予定も時間も自分だけのもの。
そして、いつも実感するのが、現地で知らない誰かと話せる。
グループで行ったら、グループで話して、そこで出会う人と交流しない。
いままで、旅によっていろんな人と出会い、名前も住所も知らない方達だけど、
とても印象に残ってて、自分の人生を変えた。
今回もカタコトの英語、ボディーランゲージで通じ合ってきた。

でも、この旅で見つめ直せたこと。
自分はワガママになりすぎていた。
プランを自分の都合に合わすことに当たり前になっていて、
周りが見えなくなってた。
旅はヒトリではできない。
それは自分の生活にも表れていた。
振り返ったときにヒトリ旅していないように、
アナタの視線・体温を感じていなきゃ。


ドバイの砂漠ツアーで。
ランドクルーザーに数人で乗って行動する。
みんなどこから来てるんだろう。イタリア語と英語が入り乱れた。
楽しいイベントに堅苦しい言葉はいらなかったけどね。

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スペインのマラガで。
昼間のバスで、福井から来てる夫婦と出会う。
自営をされてるが人生楽しむために1年に1回、フタリでバックパックで
1ヶ月ほど旅するそうだ。今回はスペインばかりで1ヶ月だそう。
街でイチバン安い宿を探して泊まり、自分で調べて僻地の街へ行く。
晩御飯を一緒に食べた。良い話し、たくさん話してくれた。

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マラガからバスで2時間のネルハという地中海の避暑の街で、
砂浜のベンチに座っていたら、隣りに座っていたオランダ人の夫婦に
アイスクリームをおごってもらった。
夏のあいだ、ネルハにアパートを借りてバケーションしてるらしい。
仲の良いスケベな夫婦でした。

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バルセロナからパリまで夜行電車に乗り、4人個室で、25歳のフランス人と
スペイン人のおじさんと自分の3人になった。
フランス人の青年がフランス・スペイン・ドイツ・英語を話せたので、
英語しかできない僕、スペイン語しかできないおじさんの通訳をしてくれた。
おじさんはパリで1ヶ月暮らす予定。
青年はパリで彼女と待ち合わせて、NYに旅行に行くそうだ。

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言葉ってすごい。
でも、メヂカラはもっとすごい。
ヨーロッパは英語も通じないことが多かったけど、
せめて英語は話せたら、もっと思い出深い旅になったのにと思う。

一瞬の出会いが、一生の思い出になった。
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by rokkodaiterasu | 2008-06-02 17:55 | 2008.5 Europeの旅