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六甲台テラス物語

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2008年 06月 18日

プロバンスをいただく

5月16日
ジェノバでイタリアとお別れ。
駅前のカフェでシナモンロールとカプチーノの朝食をとり、
ジェノバからイタリアとフランスの国境の街『ventinglia』まで
イタリアの特急ICに乗り、ventingliaからモナコまで普通に乗る。
国境の駅だが無人駅だし、passportチェックもない。

モナコには昼前に着く。

モナコ駅・地下駅である。

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モナコに寄りたかったのは、F1モナコGPの1週間前で、
もしかしたら、コースとか見れるかなぁと考えたわけで、
その考えは的中して、中学生時代は近所のダイエーのゲーセンで
『F1モナコGP』の店内ベストラップを出すくらい熱中した
憧れの景色を見れた。

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ぶらぶらとコースを歩き、モナコの高貴な街並を見て、
相変わらず時間もないし、小雨も降ってたから、電車の時刻表みて
駅に戻るが、その電車は運休とかで来ない。次は4時間後・・・

街を歩いてるときに、ニース行きのバスを見たなと思い出し、
今夜はニースに泊まる予定だったから、バス停を探す。
すごい人・・
きっと電車がないからだろうが、すごい。
待つこと30分。
バスが来たが、みんな乗れない。
待つこと30分。
来たバスはすでに満員で、スルーして行ってしまった。。

次のバスもスルー。。

笑うしかない。

やっとのことでギリギリ乗れて、ニースまで海沿いの道を30分。
途中のバス停で待つ人がいたが、もちろんスルー。。
彼らはいつニースへ着くのだろうか。。

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なんだかクタクタになり、ニースへ着く。
翌日のことを考えて、駅前のホテルにチェックイン。
ふつーのビジネスホテルだ。
ニースの観光は海。駅からは歩いてはいけない距離。
もう、ニースは諦めて、百貨店に行き、ニースなナウをウオッチング。
惣菜を買い込んで、部屋で食べる。
見たことないペリエや、肉のゼリー寄せが、とても安くで買えた。
さすがフランス。

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そのあと、生まれて初めてのコインランドリーをニースで経験する。
洗濯を袋に詰めて行き、当たり前だけどランドリーの説明がフランス語で、
初めての僕は困っていると、フランス人の女子が
『Do You Speak English?』って助けてくれたー
洗剤までくれて、ほんわかしました。メルシー

今回の旅、全体に言えることだけど、
モナコやニースはお金と時間があってくるところ。
こんなバタバタじゃ来る意味がないと思った。
いまとなっては、寄ってよかったと思う。
でも、あのときは疲労と何とも言えない情けなさでクタクタになった。


世界のリゾートモナコ・ニース


翌日、9:39発の『TGV』で南フランス・プロバンスな街、『アベニョン』
へ向かう。鉄道を愛するものとして夢の電車『TGV』
しかも1等を予約して快適に行った。

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アベニョンの駅は在来線とTGVで別れていて、三宮か新神戸みたいな感じだった。
とても明るくステキな駅に着く。外は、、雨。。
駅前からバスで市街地まで10分だったが、プジョー407のタクシーに
乗ってみたいなーと思った。

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アベニョンは昔、首都があった街なので、城壁とお城がある由緒正しい街。
城壁を1周しても1時間くらいで歩ける小さな街だ。
とりあえず街に着き宿探し。日本からネット予約したかったが、
フランス語が分からずに断念していた。
観光案内所で問い合わせると、ネットだと最低50ユーロからだったのが、
29ユーロの宿があると。『是非』と紹介してもらい、部屋を抑えた。
小さいけど、可愛い部屋で、プロバンスは匂いの街で、部屋やベッド、タオルが
とても良い匂いがする。オイルかドライハーブかで仕込んでるのだろう。

雨がけっこう降っていて、雨宿りしながら、カフェで過ごしながら
アベニョンを感じる。
夕方にあがり、目をつけておいたレストランでディナー。

カッコいい黒板メニューは何を書いてるか分からず、
スタッフに『アナタのオススメを下さい』と予め調べてノートの書いた
フランス語を見せる。

『オー、、ツナ?』
と言われたので、『ok』で待つ。
マグロのステーキが出て来た。
シンプルで美味い。付け合わせのニンジンのマッシュも美味い。
ガラスに入ったエスプレッソで満足に浸る。
美味しいゴハンにありつけたのはもちろんだが、
言葉も通じないのに、ゴハンが食べれることが素直に嬉しい。


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ヨーロッパの日暮れは遅い。
22時くらいで暗くなる。。

翌朝は快晴!
朝から相変わらず散歩。
昨日は雨で撮る気もなかった景色を探してまわる。
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アベニョンは小さな街だったけど、魅力が詰まっていて、
歴史も、オシャレな服屋もスーパーもあり、レストラン・カフェもいけてて、
また来たい街だった。小京都ならぬ、小パリみたいな感じかな。

さぁ
また電車に乗って、スペインへ向かう。
各駅停車でスペイン上陸。

フランスとスペインの国境の街『poubou』
ここはpassportチェックあり。
ホームで婦人警官がチェック。でもスタンプや税関などはなし。
乗り継ぎに時間があったから、駅から外へ出てみる。
静かな海沿いの街だった。




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プロバンスの優しい景色と香り

by rokkodaiterasu | 2008-06-18 15:14 | 2008.5 Europeの旅


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