2007年 05月 29日

『彼のオートバイ、彼女の島』 確認の旅

片岡義男の名小説『彼のオートバイ、彼女の島』の文頭は、
浅間山が見える高原で、彼が愛車のカワサキ W3にまたがり、
おむすびを食べる。それを通りすがりの彼女が写真を撮り、会話をする。
フタリ共、たまたま同じ別所温泉の安楽寺・国宝三重塔を見て来たからだ。
『なぜ、四重なのに三重の塔なんだろ』
『いつも三重だから、しじゅうなんだ』
『さっきの写真を送るから住所を教えて』
ここからフタリは始ります。

僕はこの小説を中学生で読む。
小学生から電車でヒトリ旅を繰り返してきた僕は、片岡義男作品を片手に旅し、
日本中のあちこちで読んだ。
高校から旅のツールはバイクに変わり、いまに至る。

中3の夏に南信州のJR飯田線・天竜峡を旅した。もちろんヒトリで。
そこの景色と車掌に感激し、自分の将来を決めた。

前置きが長くなりましたが、昨日と今日で、ヒトリバイクで信州に旅してきた。
目的はまだ見ぬ安楽寺の塔と、また見たい天竜峡でした。

名神東名で豊川ICから北上し、天竜峡・諏訪・ビーナスラインを抜け、千曲川沿いの
上山田温泉に泊まり、朝から別所温泉の安楽寺・松本・上高地・安房峠・平湯温泉・
高山・郡上八幡・関ヶ原ICから帰ってきました。
総距離は1100kmで、頼もしい相棒BMW君を惚れ直す旅感です。

アップしたい写真が多いです。見てください。

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これが天竜峡です。
3枚目の眼下に鉄道線路が見えます。こんなとこを抜ける飯田線です。

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諏訪・茅野を見下ろす高台から。

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安楽寺です。
三重の謎は、一番下の屋根はスカートであり、ひさしらしく、屋根ではないそうです。
よく見ると、ひさしを支える作りや大きさが違います。
カメラ好きの山形から来られてるオジイちゃんと話しをし、
僕が『確認の旅です』というと、
『確認することがあるというのは、経験してるということだから、
経験豊富で素晴らしいですね』と云われた。素直に嬉しい。

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奥飛騨温泉郷の平湯温泉の外湯に入った。500円で露天のみ。
帰って来たいまも手が硫黄の匂いがする。
温泉卵も食べました。半熟でなく、トロ熟です。

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高山と上高地をむすぶ安房峠(あぼう)。
いまはトンネルがあり、ほとんどトンネルを抜ける。
でも迂回の峠が絶景だ。山頂に立つと、180度振り向いて、この山景色。

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運転しながら、こんな写真を撮りました。
ミラーに写る自分が恥ずかしい。。

あとは、運転しながら撮ったりしたスナップです。
天気もよく、空気が非常にカラッとしてました。
予定をたてず、その場その場で地図をみて走りました。
こんな旅、年に1回はしていきたい。
自分は、確実に大人になってる。その土台に感謝です。

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by rokkodaiterasu | 2007-05-29 23:04 | 出掛けモノ


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